こんにちは、れいこです。
前回の記事でもお話ししたのですが、子育て経験のある方こそ、保育の現場では必要とされています。
もちろん保育士の資格がなくても、保育補助という形で働くことは可能ですが、保育補助と保育士では待遇が全く違います。
保育士の資格を取るためには、もちろんコストも労力もかかります。
しかし、資格をとったほうがメリットがたくさんあるので、そのコストも労力も、後に充分元を取れますよ!!
今回は、
- 保育補助と保育士の違い
- なぜ保育士資格を取るべきなのか
- お仕事の探し方
この3点についてお話します!
目次
保育補助と保育士の違いって?
保育士の求人を見ていると、保育補助という言葉を目にすることもあると思います。
保育補助って聞き慣れない単語ですよね。
まずは、保育補助と保育士の違いをご紹介します。
保育補助とは?
保育補助とは、保育士の下で動く人のことで、資格は必要ありません。
資格がないので、お給料は保育士より少し下がります。
業務内容は、子どもたちと遊ぶだけでなく、保育士が動きやすいように、部屋の掃除や雑用なども多く行います。
書類作成や保護者対応などは、あまりやらないことが多いようです。
従って、残業などは基本的にないですし、保育士としてカウントされないこともあるので、お休みなどは比較的取りやすいと思います。
保育現場のお手伝いのような感覚に近いので、保育士としてバリバリ働きたい!という方には、少し物足りないかもしれません。
逆を言えば、
「いきなり保育士として働くのは大変そうだから、とりあえずお手伝い感覚で保育現場を見てみたい」
という方は、保育補助から始めてみるのがいいと思います。
保育士資格があるメリットとは?
保育士資格を持っていれば、子どもに関わるだけでなく、書類の作成や保護者対応をしたり、担任を持ったりと、保育に関わる全ての業務を任せてもらえます。
担任を持ちたい、子どもたちだけでなく親御さんとも関わりたい!という思いがあれば、ぜひ資格をとってみましょう!
そして保育士資格を持っているメリットとして大きいのは、保育園以外の職場でも働けるということです。
保育士というと、未就学児を扱うイメージがあると思います。
ですが実は、保育の対象となるのは、0~18歳未満の乳幼児や児童、生徒なんです!
つまり保育士の資格を持っていることで、保育園だけでなく、様々な場所で働くことができます。
ベビーシッターや企業の託児所、イベント等の一時預かりなどがその例です。
そのほか、児童養護施設や幼児教室等でも、保育士の資格があれば働くチャンスがあります。
保育士の資格があると、子どもに関する専門家として認識、信頼してもらえます。
そのため、資格を取った状態でお仕事を探してみると、グッと幅が広がりますよ!
子育てしながら保育士資格を取るメリットとは?
「子育ての時期はパートで働きたいけれど、子育てが一段落したら正社員で働きたい」
「今後、家族の都合で引っ越しする可能性があるかもしれない」
子育てをしていると、そんな問題も出てきて、職場復帰や再就職にも悩みますよね。
ですが保育士資格は取得後に更新の必要がなく、全国どこでも使える国家資格です。
そして保育士資格を持っていると、格段にお給料は上がるのです。
職場によっては家賃補助がもらえますし、資格手当、賞与や住宅手当もあります。
家賃補助の額は、園を運営する自治体や企業によって異なりますが、月額1万円が平均のようです。
さらに東京都では、独自の政策として保育士一人当たり月額平均4万ほどの補助金を出しています。
自治体ごとに保育士への補助金が出されているケースもあるので、ご自身がお住まいの自治体についても調べてみてくださいね。
まだまだご自分の子育てにもお金がかかる時期、少しでも多いお給料や控除がほしい方にとっても、保育士資格はメリットがあると思います。
保育士のお仕事の探し方
保育士の資格を取ったところで、どうやってお仕事を見つければいいのでしょうか?
子育て中の方でも、働きやすいお仕事の探し方をご紹介します。
求人サイトや派遣会社を使ってみる
学生時代にアルバイトを探すときに、タウンワークなどの求人サイトを使われた方も多いのではないでしょうか。
保育士の仕事は、タウンワークなどにもたくさん出ています。
お住まいの近くの保育園等で求人があれば、通勤時間が短い分、負担も少ないですね!
他には、派遣会社に登録するという方法もあります。
こちらは、登録しておくと会社が条件の合う保育園を探してきてくれるので、ご都合に合う園を見学、面接するという流れです。
派遣だと契約更新の月に続けるかどうかを決められるし、もしその職場が合わなければ、違う園に移動することもできます。
正職員よりは業務量も少ないので、少し気楽に始められると思います。
私も今は、派遣会社を通して保育園に勤めているのですが、そこに対するデメリットを感じたことはありません。
イベントなどの単発のお仕事もオススメ!
「毎週、決まった曜日に働くのは難しい」
「旦那さんがお休みの土日なら働けるかも」
そんな方には、単発のお仕事がお勧めです。
こちらはイベントの託児所や、ベビーシッターがメインのお仕事になります。
派遣会社に登録しておくと、いろいろなイベント等のお仕事のお知らせが来るので、ご自身のご都合がいい日に出勤するという形です。
1日〜数日間のお仕事がほとんどなので、長期間の人間関係を築くのが苦手な方にもピッタリですよ!
お仕事を探すときに気をつけたいこと
気になる園があったら、まずは見学も兼ねて面接に行ってみましょう。
保育園は園によって雰囲気も違うので、見学の時に気になることはどんどん聞いておくことをお勧めします。
シフトに関する疑問も、面接のときに確認しておきましょう。
保育園には鍵番や遅番という、園の開錠や施錠を伴うシフトがあるので、
「まずは保育士に慣れるところから始めたい」
という方は面接の時にその旨を伝えておくと、配慮してくれますよ!
子育てしながら保育士資格を取るのはオススメ!
今回は、子育て中の方にこそ保育士資格を取るメリットがあることをお伝えしました。
- 保育補助と保育士ではお給料や待遇が異なる
- 保育士資格があると、家賃補助や資格手当がもらえるのでお給料は格段に上がる
- 保育士資格があれば、働ける場所も増える
そして、保育士のお仕事は
- 求人サイトや派遣会社を使って探してみる
- 長期で働くのが難しい方には、単発のお仕事がオススメ
- 面接の時点で、保育園の雰囲気やシフトについての質問があれば聞いておく
以上を覚えておいてくださいね!
ぜひ保育士資格を取って、子育てで得た経験を生かしてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。