私は出産後、入院中から母乳の出がとてもよく、完全母乳を目指して頑張っていました。
ですが、娘の生後2週間頃に、母乳に関する悩みやトラブルが重なり、ストレスで大泣きしてしまい…見かねた母が助産師さんを家に呼んでくれ、マッサージをしてもらったり、悩み相談をしてくれて立ち直ることができました。
今回はそこで私が悩んでいたことと、助産師さんから教わった解決方法を、備忘録としてまとめます!
母乳育児で悩んでいる方の助けになれば嬉しいです。
目次
母乳がストレス!やめたい!悩み解決6選
母乳育児を進めていると、いろいろな悩みにぶつかりますよね。
しかし母乳の分泌量や赤ちゃんが飲める量も人それぞれなので、解決方法も人それぞれということになります。
自分に合った解決策を見つけていく必要があるというわけです。
私もいろいろ悩んだのですが、助産師さんに聞いて、少しずつ自分なりのやり方を見つけました。
今回は、私が助産師さんに聞いた解決策をお伝えします!
①母乳の授乳時間は、どれぐらいが良いの?
母乳が美味しくたくさん沸いているのは、実は赤ちゃんが飲み始めてからおよそ2、3分なんだとか!
母乳は赤ちゃんが飲み始めることで新たに分泌されるのですが、その2、3分に出ている母乳が一番おいしいので、最低3分程度飲ませたら、左右交代すればいいそうです。
それでもし量が足りなければ、2週目へ行くと良いそうです。
②1日に飲む量の目安は?
赤ちゃんが飲む量の目安としては、だいたい1日1ℓだそうです(個人差はあります)。
赤ちゃんの体重を測って一度に飲む母乳の量を把握し、母乳量が足りない場合はミルクを足したり、搾母乳を追加であげると良いそうです!
③授乳の時間でなくても泣く…どうしたら良い?
生後1~2か月だと、3時間を目安に授乳と言われていますが、まだ授乳の時間でもないのに泣く!ということもあると思います。
しかし間隔はあくまでも目安ですし、母乳はミルクよりも消化が早いので、赤ちゃんのお腹が空いているときは気にせず授乳して良いそうです。
その場合は、最後に授乳したときを起点として、また間隔をあけて授乳すれば良いとのことです。
④授乳期間、ママの食事で気を付けたいことは?
授乳期間中は、ママが食事で摂った栄養素が、血液を通して母乳となります。
アルコールを控えることは有名ですが、他にも離乳食ですぐには食べないモノは、控えめにしておくと良いそうです。
アクの強いレンコン、タケノコなど、そして脂肪分の高いクリームやマヨネーズなどは、量を意識してみてくださいね。
⑤おっぱいが張って痛いときは、搾乳して良い?
母乳の分泌が多いと、おっぱいが張ってしまい、痛くてどうしようもない!ということがあります。
赤ちゃんが飲める量よりも母乳の分泌量が多いと、おっぱいの中に母乳が残ってしまい、張ってしまったり、場合によっては乳腺炎になってしまいます。
しかし、だからと言って搾乳しすぎると、今度は余計に母乳が作られてしまうそうです。
そんな時におすすめなのは、授乳の前に少し搾乳をして搾母乳を取っておくことだそうです。
最初に出てくる母乳は前回の残りなので、一番おいしいのは授乳を開始してから少し時間が経ったときなんだそうです。
そのため、授乳のあとに搾乳するよりも、飲ませる前に絞る方が良いのです。
取っておいた搾母乳は処分してしまっても良いですし、授乳後に赤ちゃんがまだお腹が空いていたら追加で与えたり冷凍保存したりできますよ!
ちなみに私はこちらの搾乳機を使っています。
⑥母乳の出を良くするマッサージって?
母乳の出を良くするためにも、マッサージを行うのはとても効果的だそうです!
乳腺は放射線状に広がっているので、乳頭を一周するようにバランスよく、そしておっぱいが固くしこりがあるところや、出が悪いところを特に念入りにほぐすと良いそうです。
おっぱいをはがすように動かして刺激したり、シャワーで温めながら古い母乳を出しておくのも、分泌を促すために良いそうです!
ストレスを少しでも減らして、楽しい育児を!
思うように母乳が出なかったり、張って痛くなってしまったりと、母乳に関する悩みやストレスは日々尽きないですよね。
しかし、ストレスが溜まると母乳の出が悪くなってしまいますし、疑問や悩みはその都度解決しておいた方が気分もスッキリします。
今回のまとめが参考になれば嬉しいですし、ぜひ地域や産院の産後ケア制度を利用して、ご自身と赤ちゃんにあったやり方を見つけていってくださいね。