子育ての悩み

子育てが上手い人に共通する2つの特徴!その理由と重要性とは?

家族

子育てをしていると、子どもとの関わり方で日々悩みますよね。

「あの言い方は良くなかったかな」

「叱りたいけれど、子どもとの関係性が崩れそうで怖い…」

そんな風に悩むのは、お子さんと向きあっている証拠です。

ですが、子育てって正解がないから、それもまた悩みますよね

保育士をしていても、毎日子どもとの関わり方は悩みます!

私はそんなときは、周りの先輩保育士や、実際に子育てをしている方を参考にすることが多いのですが、そうすると、子どもとの関わり方がうまい人には、いくつか共通点があることに気付きました。

そこで今日は、私が「この人、子どもとの関わり方がうまいな〜」と思う人の2つの共通点をご紹介します。

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子育てが上手い人の2つの特徴とは?

子育てや、子どもと関わるのがうまい人には、共通した2つの特徴があります。

①子どもをきちんと叱ることができる

実は子どもは、自分をちゃんと叱ってくれる人に、より懐く傾向があります。

「叱ることで子どもに嫌われたくない」、「子どもに嫌な思いをさせたくない」という思いから、「子どもを叱れない」「叱り方が分からない」と悩む方も多いのですが、るべき時はきちんと叱ってあげる方が、子どもは心を開いてくれます。

②何かを「与える」のではなく、「受け止め方」を重要視する

例えば、

  • 約束を絶対に守る。
  • 嘘をつかない。
  • 気持ちを踏み躙らない。
  • 悲しい時は側にいる。

など、どれも、特別なスキルを必要とすることではありません。

でも、与えることばかりを重要視してしまい、子どもの気持ちを受け止められないとどんなに長く一緒にいても信頼されないのです。




共通点は、「ありのままの姿を認める」ということ

  • 叱るべき時に、きちんと「それはやってはいけない」と伝える。
  • 子どもの気持ちを、受け止める。

この二つの特徴に共通しているのは、どちらも「ありのままの姿を認める」ということ。

子どもとの関わりや子育てというと、何か特別なプレゼントを与える、一緒の時間を多く過ごすなど、そういった「与える」ことを重要視してしまいがちです。

でも実際は、「与える」ことよりも、子どものありのままの姿をどう「受け止める」かがとても重要になります。

どうして叱ることが大切なの?

私も新人のときに、叱るのが苦手で褒めてばかりいたのですが、そうすると子どもはあまり懐いてくれませんでした。

周りの先輩保育士を見ていると、皆さんきちんと叱るときは叱る、褒める時は褒める、とその都度子どものありのままの姿を認めていたのです。

もちろん、叱った後にフォローを入れる、長々と説教しないなど、叱り方にもポイントはあります。

ですが、子どもの可愛い姿だけを褒め続けると、子どもは「常に褒められなくては」とプレッシャーを感じてしまうこともあります。

また、「この人は何をしても許してくれる」と思い、舐められたり信用してくれなくなることもあります。

きちんと叱ることで、だめな部分も受け入れてどんな姿でも見捨てないという意思を伝えることができます。

その結果、「この人は自分のことをちゃんと見てくれる」と感じ、心を開いてくれるのです。

子どもと対等な目線で接することの重要性

子どものころ、幼稚園や小学校、習い事などに、「厳しいけれどすごく好きだった先生」っていませんでしたか?

「あの先生は厳しくて怒ると怖いけど、でもたくさん遊んでくれて楽しかった!」

そんな思い出がある方も多いと思います。

きっとその方は、子どもと同じ目線で向き合い、一人の人間として対等に接しているのだと思います。

子どもと言えども、ひとりの人間です。

例え大人より出来ることは少なくても、語彙が少なくても子どもにも感情はきちんとあるし、人を見定める目はちゃんと持っています。

「子どもだから」と思わずに、一人の人間として対等に接することが、何よりも大切です。

どうやって気持ちを受け止めたらいいの?

では、ありのままの姿を認めるって、具体的になにをしたらいいのでしょう。

例えば、子どもがお茶をこぼしてしまった時。

  • 「どうしてこぼすの!」って怒る
  • 「溢れちゃったね。お洋服濡れなかった?お掃除しようね」と声をかける

この二つでは、印象が全く違いますよね。

子どもたちは、こうした日々の会話や出来事での何気ない一つ一つの対応で、相手がどのような反応を返してくるか、よく見ています。

そして、自分が居心地いいと思う人のところへ寄っていくのです。

大人でも、嫌な言い方をする人とはあまり会話したくないですし、優しい人のほうが居心地良いですよね。

それは子どもも同じで、言い方や受け止め方が穏やかな人の方へ寄っていきます。

思わず感情的になってしまいそうなときは、「自分ならどんな言い方をされたら心地いいか」を考えてみてくださいね。




2つのポイントを意識してみて!

今回は、子どもと関わるのが上手い人の2つの特徴をご紹介しました。

  • ありのままの姿を認め、叱るべき時には叱る
  • 「与える」ことよりも、「どう受け止めるか」を考えてみる

子どもとの関係性は、成長に応じて日々変わっていくものですよね。

成長に合わせて、子育ての悩みも変わっていくと思います。

ですが、子どもが安心してのびのび過ごし、自分の思いを自由に表現できることで、より深い信頼関係を築くことができます。

一人の人間として対等に接すること、気持ちを受け止めて心地よい関係性を作ることを、ぜひ意識してみてくださいね!

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